導火線 2008 4 12

 これは、先月か先々月に書いたことですが、
世界経済は、サブプライム金融危機で大騒ぎとなってしますが、
「これが、単なる導火線に過ぎなかった」という事態も考えられます。
 つまり、サブプライム金融危機は、規模としては小さく、
たとえ話をすれば、導火線程度のもので、
その先には、もっと巨大なものがあるということです。
 仮にサブプライム関連の証券化商品を全損扱いしても、せいぜい数百兆円程度です。
これよりも、一桁も二桁も大きなものがあります。
 サブプライム金融危機は、せいぜい「ぼや(小火)」程度の話でしょう。
小火が消し止められないと、大火事が発生するでしょう。
(ちなみに、この話は、プライムローンなど住宅ローン関係の話ではありません)

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